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【〜灰色のダンジョン〜】
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ペンタウァの西のはずれに横たわる大洞窟「灰色の迷宮」は、かつて迷宮建築の第一人者アントロノフが生涯をかけて完成させた作品で、数多くの謎を持ったダンジョンであった。しかし最近はモンスターが洞窟からあふれ出し、人々を襲いだしていた。
大がかりな探索隊が組まれ、何度となく迷宮に向かったが、帰る者はなかった。国王は迷宮を封じ「賢者の鍵」を持ち帰りし者には名誉と財宝を与えるとのお布令を出した。ソーサリアンたちも現地へ向かったが……。 |
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【〜常春の村〜】
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山岳地帯にある小さな村「フリース村」は、万年雪を頂くような高山に囲まれているにも関わらず一年中春のように暖かかった。それは村の外れの洞窟に奉られた「黄金の女神像」のおかげだと言われていた。
今年も女神像を讃える感謝祭が行われたが、祭りが終わった直後から洞窟にドラゴンが住みついてしまった。ドラゴンが女神像を壊すのを心配した村長は、行商人からソーサリアンたちのウワサを聞き、彼らに女神像を運び出して欲しいと頼んできたのだが……。 |
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【〜天空の滝〜】
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はるか天の高き所に雲を生み出す巨大な滝があるという。そこから生まれた雲は、遠くの村や町へ流れ、雨や雪を降らせ、人々の生活に大きく関わっていた。
ところが最近雲が異様に多くなり、太陽が地を照らすことが少なくなっていた。預言者であり科学者であるヤンは、異変にいち早く気付き、人々に話したが、誰もその話を信じなかった。しかしこのままでは町が全滅してしまう。 この異常気象の原因を究明すべく、ソーサリアンたちはヤンの元へ向かった。 |
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【〜チャイニーズ・メディスン〜】
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漢方の国、中国。そこでは昔から様々な薬が作られ、それらにまつわる伝説も多い。そのウワサはここペンタウァにも届き、すぐに漢方薬がブームとなった。
最近体力の衰えを感じている王様の耳にもその話は届き、若返りの薬がないか、使者を中国まで送ったが、結局「桂林地方のスーホアという小さな町にあるらしい」ということしか分からなかった。王様はあきらめきれず、ソーサリアンたちに依頼をした。彼らは薬を求めて、はるか中国へと旅立っていった。 |
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【〜ペトスの祭壇〜】
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ペンタウァの町に、原因不明の高熱を出す病が大流行し、ついに王様まで倒れてしまった。宮廷医の話では、ペンタウァの北にあるレムス山の洞窟には氷でできた樹「チルド」が生え、数年に一度美しい実をつけるが、その実を食べればどんな熱でも下がるだろうということであった。
レムスは鍛冶の神・ペトスを奉っていた山であり、洞窟も昔は神殿であったのだが、いつの頃から厚い氷で覆われていた。ソーサリアンたちはチルドの実を求め、魔の山へ向かった。 |
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【〜魔法使いの弟子〜】
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「お願いです。校内からモンスターを追い払ってください」ソーサリアンたちは魔法学校の校長から突然の依頼を受けた。ペンタウァの町はずれにある、一流のウィザードを育てる名門学校に、突然モンスターが現れ始めたのだという。
最初は大ネズミぐらいだったのだが、スライムが現れ、最近はこの世のものとも思えないようなものさえ現れるようになったという。生徒の中には襲われて重傷を負う者も現れた。ソーサリアンたちは急ぎ学校へと向かった。 |
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【〜ツイン・アイランズ〜】
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インホア島とアウタム島は南海にのんびりと浮かぶ平和な双子の島でした。
インホア島には「妖精の竪琴」と呼ばれる美しい音色を奏でる岬があり農作物がよく育つ農業の盛んな島で、アウタム島は魚を島に導く「人魚」がいると信じられている漁業の島でしたが、ある日、妖精の竪琴が突然歌を止め、一方人魚も魚も島から姿を消してしまい島民たちは仲たがいをはじめました。観光に来ていたソーサリアンは、双方を説得しようと乗り出したのですが……。 |
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【〜マリオネットの館〜】
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人形の町として有名なパペッテにやってきたソーサリアン。その街角で、泣いている女の子を見つけた。女の子は涙で顔をくしゃくしゃにしながら言った。「ミンナのお人形が今朝から見つからないの。いつもミンナのそばにいたのに、どこにもいないの」「よしよし、泣かないで。捜すのを手伝ってあげる」「ほんと?」女の子は涙を拭き、にっこりと笑った。
「まっいいか」そんな気持ちのソーサリアンだったが、それが今回の冒険の始まりだった。 |
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